1953-07-13 第16回国会 衆議院 行政監察特別委員会 第6号
その後は松平慶民さんでありましたが、宮内次官の一存で、献納品を自分の手元に、しかも自分の本箱にひとしいところのロツカーの中に一年もほつておくわけに行かないのです。そこに私は疑惑が生ずるのです。そして、今あなたがおつしやつたような箱の中には入つていないのです。およそ目方はどのくらいあつたのでしようか。お持ちになれば、大体三貫目とか四貫目とか、わかるはずですが……。
その後は松平慶民さんでありましたが、宮内次官の一存で、献納品を自分の手元に、しかも自分の本箱にひとしいところのロツカーの中に一年もほつておくわけに行かないのです。そこに私は疑惑が生ずるのです。そして、今あなたがおつしやつたような箱の中には入つていないのです。およそ目方はどのくらいあつたのでしようか。お持ちになれば、大体三貫目とか四貫目とか、わかるはずですが……。
この当時の宮内大臣は、先ほどおつしやつたように石渡さんでありましようけれども、供出をなさつたときの宮内大臣は松平慶民さんであられる。従つて、われわれの調査とあなたの証言とが大分違うのです。先ほど、復員局に行つたときに初めて見たとおつしやるけれども、そうでないと思われる節があるのです。われわれの調査によれば、あなたは受取つたときに一応目方をはかり、内容について聞いておられるはずだ。
○政府委員(松平慶民君) 昭和二十二年度予算補正第三号について申上げたいと存じます。この度皇族の身分を離れられました皇族に対し皇室経済法の規定に基きまして支出する一時金につきましては、去る十月十三日の皇室経済会議におきまして曩に本委員会において大藏大臣から御報告いたされました通り各皇族につき決定せられたのでございます。
○政府委員(松平慶民君) 只今のお尋ねに対しましてお答えを申します。今後は十分注意いたしまして、皇室経済会議の事後の報告というようなことでないように注意いたす積もりでおります。
○政府委員(松平慶民君) 只今の御説誠に御尤もなことと存じます。これから将來においては、十分考えて善処いたします。